苺ショートケーキを Cool Innovation で1週間貯蔵した結果

ケーキは非常に繊細な食べ物、特にいちごショートケーキ。そのため、1週間という期間は安全性の面からも推奨されませんが、Cool Innovation 環境に置いた場合の結果を見てみたいと思います。

4/23/2026

4月15日に購入したケーキを、箱に入れたままの状態でクールイノベーションの20ftコンテナに貯蔵しました。温湿度はそれぞれ0度と90%以上、4月21日に取り出した結果が以下になります。

来客コメント

  • 1週間とは思えない外見

  • クリームがなめらか、スポンジがしっとり

  • いちごも新鮮

生鮮品に限らず、加工品においても大きなポテンシャルを持つ、クールイノベーションの技術でした。食品加工業界において、クールイノベーションが貢献出来る可能性の一部を、シャトレーゼ様との実証事業よりご覧頂けます。

以前のいちごショートケーキとムースを1週間貯蔵した結果をシェアさせて頂きます。

今回はシャトレーゼ様のいちごショートケーキを6つ購入し、1週間後に来られる協業先に振る舞おうというのがきっかけです。一般のケーキ日ごとの変化は:

  • 1日目(当日):最高の状態 スポンジはふわふわで、生クリームには空気が含まれて軽く、苺もみずみずしい状態です。全ての素材が独立した食感を持っています。

  • 2日目:味が馴染むが、劣化の始まり スポンジが生クリームの水分を吸い、しっとりとした質感に変わります。全体の味が一体化して、人によっては当日より美味しいと感じることもあります。ただし、生クリームの表面がわずかに乾燥し始めます。

  • 3日目:クオリティの分岐点 苺から水分(ドリップ)が出て、スポンジの一部がべちゃつき始めます。生クリームは冷蔵庫内の臭いを吸収し始め、色が少し黄ばんだり、脂肪分が分離してボソボソとした食感になったりします。一般的には、ここが美味しく食べられる限界です。

  • 4日目:劣化の進行 苺の周りに透明な汁が溜まり、果肉が柔らかくなって酸味(発酵臭)が出始めます。スポンジは水分を吸いすぎて重くなり、生クリームはさらに硬く、口溶けが悪くなります。

  • 5日目:安全性のリスク 見た目には分かりにくくても、スポンジやクリームの中で菌が繁殖し始めます。特に苺のような生の状態の果物は傷みが早く、カビの胞子が見え始めることもあります。

  • 6日目〜7日目:腐敗の可能性 生クリームの油脂が酸化し、古い油のような嫌な臭いがします。苺は完全に変色し、酸っぱい臭いやぬめりが出ることがあります。この段階での喫食は、食中毒のリスクが非常に高いため避けるべきです。

変化が起こる主な原因
  1. 水分の移動(浸透圧) 生クリームや苺の水分がスポンジへ移動することで、スポンジはべちゃつき、クリームや果物はパサつく「離水現象」が起こります。

  2. 酸化と乾燥 冷蔵庫内は乾燥しているため、クリームの水分が蒸発して脂肪分が凝縮し、食感が悪くなります。また、空気に触れることで油脂が酸化し、風味が落ちます。

  3. 吸着性 生クリーム(乳脂肪)は非常に臭いを吸いやすい性質があります。冷蔵庫内の他の食品の臭いが移り、本来の香りが失われます。

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Cool Innovationは、果物や野菜の鮮度を保つための画期的なソリューションを利用、宣伝、研究頂ける協業パートナー、学術機関、政府機関、農業関係者、食品メーカーなどを探しております。

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